『立場(役職)は人を変える』と教わった。その変わり方は人それぞれであることは言うまでもない。またいい変わり方かいくない変わり方かは、何に対してかとか何をもってかによって、その見方や捉え方が変わるのも言うまでもないし、そもそも評価できない。でも確かに『立場は人を変える』。

 自分の行いや心情も含めて、沢山の経験をしてきた。役職として人の上に立つ立場になったとたん、偉くなる自分がいる。いままで謙虚だったが、急に横柄になった自分がいる。いままで何でも話し合って決めてきたのに、急にトップダウンになったり、スタッフの言う事を切ったりする自分がいる。偉い人と常に一緒にいると、何だか自分も偉くなったように、勘違いしてしまう自分がいる。これまでお年寄りの事を中心に考えていたが、急に上の機嫌や様子や守りに入ってしまう自分がいる。自分が了解したにもかかわらず、その判断がもともと気に入らない判断であったために、その判断の結果が例え良い形で表れたとしても、素直に喜べず、労いの言葉一つかけられなく、逆に反感をかってしまい、孤立してしまう自分がいる。

  沢山の自分と出会い、今の自分が在る。沢山の壁や山を乗り越えてきた今が在る。 私は私のやるべきことをしてきた。後は君たちの創造力に委ねよう。後は君たちが腹を割って話し合うことに委ねよう。未来に向けた話合いができるよう、神様に祈ろう。 どのような結果が出されようが、私の覚悟はとうの昔に出来ている。

感謝

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