私の友人で、現在、茨城県でグループホーム来夢の施設長でもある山口誠子さんという方がいらっしゃいます。私共と同じくらいにグループホームをオープンさせ、共に共通項の多い環境で運営をされています。ただ私と違うところがあるのです。彼女は、現在難病に身体を蝕まれ、さらに癌を併発し、今まさに病と闘いながら仕事と治療に専念している日々を送っているのです。彼女が運営するグループホームの玄関に、彼女自身の「人生の哲学」とも言うべき文章が飾ってあります。ここにご紹介させていただきます。


我が人生の哲学より(人間としての5カ条)

人を憎むより     人を愛せる人間でありたい。

人を攻めるより    人を許せる人間でありたい。

人を悪く言うより   人を誉めることのできる人間でありたい。

人を苛めるより    人に優しくできる人間でありたい。

人を悲しませるより  人を喜ばせることのできる人間でありたい。

人が悩んでいるときは一緒に悩み考え

こころが病んでいるときはそっと手を握り傍に居て

楽しいときも 苦しいときも笑顔を絶やさない

いつのときも他人を思いやれる《ひろい心》のそんな人間になりたい



                                                    合掌


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