ここ1,2年の間のことですが、私は、「自分の人生を楽しんでいるだろうか?」と度々自分に問う場面がありました。いまこの瞬間も継続的に思考する自分がいます。考えてみると、「自分が豊かでないのに、周りに豊かさを与えることができるだろうか?」と。自分を大切な存在として認めることで、周囲にその存在として豊かさを意図的にではない、影響を与えていることに、今さらながら感じて生きています。それは多分、自分の内にある真実に目を背けることで、逃げていた自分に気づいたことがきっかけになったのでしょう。あらゆる出来事を不運と思うよりも、何かを気づかせる出来事と、自分の思考を観る事ができるようになったのです。 
私の内なる声はこう言います。

 『不安は自分で解消していくものだ。他人に消してもらおうと依存していても、また自分が別の不安を呼び起こすのだから』と。

 自分が豊かであること、自分が楽しくあること、自分がどうしたいかを決める自由があること、全ては自分に選ってくるということ。特に介護職と世間から見られている人種は、尚更、自分が豊かであろうと追求することを私はおすすめします。
 飛行機の席で例えると、三人がけの真ん中で窮屈に座って、そのことを不平不満に変えて自分の感情を内や外に出して満足を得ようとするのも、多少お金はかかるものの、フアーストクラスのようなゆったりした環境を選択する機会があるとすれば、そのゆったりとした中で、読書をし、最高のホスピタリティーの中で、心豊かに過ごすことを選択するのも、すべて自分の選択次第なのです。誰にも迷惑はかからないのです。気にしているのは人の目です。人からの評価です。

 皆さんは、どちらを選択しますか?
 皆さんは、豊かさをどのようにお考えですか?

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