人間誰しも思ったことがあると思いますが、相手に「こうして欲しい」と抱いた時の、話し出しって困ったことありませんか?どう言ったらいいのか思い、挙げ句の果てに自分の意志とは違った方向に話が進んでしまうことがあったりするんですね。多分、相手に対して「こうして欲しい」という自分なりの答えがすでにあって、相手がそれとは違った「こうしたい」とか「こう思っていた」なんて言葉を聴いたとき、心の中のずれが生じたりするんでしょうね。つまり、それぞれが自分の主張を繰り返すだけで、歩み寄ったり、話し合ったり、そんな当たり前のことをしていなかったりしている結果ですね。当然、偶然はないと私は体験の中で感じていますから、起こるべくして起こっている必然的な出来事だったり感情だったりするんでしょう。経験を怠った結果の今この瞬間の出来事と感情なんですね。そんな経験から思い出し、じやあこれからどうしたらいいのかを考え、言葉にし、それが次の行動へとつながることを心で感じ取ることが大切なのでしょう。さらに、もっと高度なことを言えば、「今までの経験」「今この瞬間の経験」「これからの経験」に対してどのように自分は「選択したか」とか、「選択しているか」とか、「選択するか」によって、お互いの意識のレベルが違ってきたりするんですね。気づいたときにはもう遅かったり、なんてことが沢山起きています。だから、今ここに在ることについて、それぞれが真剣に向き合わないといけないのでしょう。相対性の中に生きている私たちが考え、言葉にし、行動を起こす「魂」に必要なのは、お互いが、お互いへ「感謝」を抱くことなのでしょう。

ありがとうございました。感謝。


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